ランボルギーニ・ウラカンの後輪駆動モデルとして登場したウラカン「LP580-2」。運転する楽しさの本質が追求されたこのモデルは、素晴らしく運転しやすくなったと評価が高い。4WDが通常となっている現在のランボルギーニにあって“生粋のスーパーカー”といえる存在と言える。
更新日 2018年10月17日
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現在のランボルギーニは基本的に4WD車となっている。
先代の「ムルシエラゴ」以来、同社の12気筒のフラッグシップモデルには4WDしか設定がない。ベイビーランボも4WDが先行発売されるいるのが現状。
ランボルギーニは、数あるスーパーカーのなかでも、早期に4WDに着目したメーカーのひとつでもあり、1993年に当時の「ディアブロ」に「VT」を追加して以降、ランボにはずっと4WDモデルが存在する。とてつもないパワーを持つ超高性能車なのだから、「4WDのほうが安全で速い」という考え方は正論である。
その中で登場した「ウラカンLP580-2」は、2WDのベイビーランボである。ウラカンの発売から約2年という今回タイミングを考えると、ウラカンでは初期企画の段階から、2WD化も前提に設計開発されていたのだろう。
雨天やブラインドコーナーなどの悪い条件では、やはり4WDのほうが安心感があるのだろうが、ウラカンの2WDは、いかなるスピードで走っていても、それが直感的に把握できて、実際の走りにはそのスペックから想像する以上の安心感がある。