「ランボルギーニ・カウンタック・ウォルター・ウルフ」 ランボルギーニの歴史に名を刻むべき名車であり伝説のスーパーカーをオートアート社がどのように再現しているのか見てみた。
更新日 2019年02月09日
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本モデルの全景を見たとき、賞賛せずにはいられない点が幾つかある。それは、ランボルギーニ・カウンタック市販化の特徴でもあるダクト類だ。車体に多数設けられた大小のダクトがエンジンフードのメッシュに至るまで全て妥協なくリアルに再現されている点で、その細かさに驚かされる。
そして、ランボルギーニ・カウンタックの命ともいえるスタイリングは丸みを帯びた流線形のラインとそれを構成する際立ったエッジから生み出されている。モデルカーになる際に実車とは異なる塗料の粒度からエッジがぼやけてしまうことも珍しくないが、本モデルでは実車さながらのエッジが見事に再現されていて、本物感はここからきていると思われる。
各部の再現度やモデルカーとしての完成度が素晴らしいのは言うまでもなく、オートアート社設計者のこの車のヒストリーや当時の仕様に対する理解度の高さまで感じることができる素晴らしいモデルだ。ぜひ一手元に置きたい一台だ。