1963年から1969年までランボルギーニのテクニカルディレクターを務め、パオロ・スタンツァーニや、デザイナーのマルチェロ・ガンディーニと共に 「ミウラの父」として知られる人物、ジャンパオロ・ダラーラ氏が所有のミウラP400 が、ランボルギーニのレストア部門「ポロストリコ」で修復を受けた。
その1か月後に英国で開催されたサロン・プリヴェにて、クラス最優秀賞を受賞した。
更新日 2018年10月28日
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ランボルギーニ・ミウラは、スーパーカーブームの火付け役になった車としても知られる伝説的名車。その最も初期に生産されたモデルがP400。モデル名の「P」は"Posteriore"(後ろ)を意味し、エンジンをドライバーの後ろ側に搭載していることに由来する。当時は、ミドシップ・レイアウトを採用したロードカーは革新的だった。
最高出力350馬力、車両重量はわずか1,075kg。最高速度290km/hというパフォーマンスを誇った。
ダラーラがこのミウラ、シャシーナンバー3165を手に入れたのは2006年。近年になり、内外装のフルレストアをランボルギーニ・ポロストリコに託し、それから14か月後となる2017年7月、3000時間という途方もなく長い作業の末に完成した。
その後、このミウラは英国のブレナム宮殿で毎年開催されるイベント「サロン・プリヴ」に出展され、7部門、60台を超えるクラシックカーの中で「エボリューション・オブ・ザ・スーパーカー・ピンナップス」 部門において見事 1位となった。